[eve]

海外生活の経験のある人によくあることだと思いますが、皆さんは外国人として（人間的に）扱われていやになったことがありますか。

海外に住むとたまに自分の国の話がしたい気持ちが当然ありながら、逆に外国人としか見られるのはとても嫌になるのもあるんではないですか。

私は日本に住んでいた時、当たり前ですけど見た目ですぐ外国人と見られていた。まず「お国はどこですか」（または「アメリカのどこから来てるんですか」（汗））、「日本は長いですか」などが聞かれるのは当然ですが時間が立ってもその関係が進歩しないこともよくあります。
たとえば友だちになっても、相手が私の国の話ばっかりして、いつも日本とフランスのちがいを言ったりして・・・　人間的にも「外国人」に対して態度が違うことがよくあります。必要よりもゆっくりしゃべって、「日本を紹介する」ような会話して（相手がよくわかっても）、個人的な話もせずに・・・　私はそういうのがあきた。
もちろん人によるけど、「外国人扱い」の壁は越えにくいです。

普通の人間として見られたくて、フランスの話をしたくなくなった時もあった。国籍や日本語の質問より普通の話がしたかった。フランス人だということは特に恥がないけど、たまに「もう少し普通（＝アジア人？）の顔をしたら変わるのかな」くらい思ったことがある。
日本での外国人は、日本の国籍をとっても、日本語を完全にしても、一生外国人としか見られるのは、少し残念だと思う。

少し愚痴を言ってしまって失礼しました。日本人を批判するつもりではないですけど、私の経験は日本での生活ですから・・・

海外生活経験のある方、同じふうに感じたことがありますか。
日本人の方、フランス人に変な風に扱われることがありますか。フランス人が日本のことがよくわからなくてきっと変なこと言われると思いますが。
どうぞ経験や感想を聞かせてください。

[ToMach]

Eveさんの言う「外国人扱い」は確かに日本に行ったことのある人なら誰でも経験したでことしょう。

日本には長い間の鎖国や民族の（欧米と比べれば）比較的に均質性という特別な条件があり、その結果割と未知ですぐ目立つ異人（特に西洋人）に対する態度などが当然特別です。時には排他、時には好奇心、とにかく他の日本人と同一視されることはないです。

なぜかというと、人間としての共通性よりも日本人との「異質性」が最も目立って外人と認識されてしまうからです。
Eveさんが言うようにそこに壁があります：外人という集団の（代表的な？）一部という存在から人間としての一個人へと認識されるようになるまでは多少時間がかかります。しかし、国籍という外面を貫いて、その裏に隠れている個人を見抜くことこそ真の国際交流ではないでしょうか。
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