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Bluemonday 4eme Dan
Inscrit le: 23 Mar 2004 Messages: 394 Points: 10765 Pays, Ville: Nishinomiya, Hyogo, Japan
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Posté le: 07 Avr 2004 22:10 Sujet du message:
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MAD-J a écrit: |
私はイギリス以外のヨーロッパには行ったことが無いので、皆さんの話を聞いてると是非行ってみたいです |
Madさん、死ぬまでに一度は必ずギター侍として(?)、フランス料理の極みを味わって、わたしのように食い倒れて下さい。
FloさんとAmaさんはDijonディジョンという美食と美味しいワインのBourgogneブルゴーニュ地方に住んでいらっしゃるみたいなので、地元の良いレストランを教えてもらえますか。
あと、フランスの台所と言われるLyonリヨンはどうなのでしょうか?まだ行ったことないです。
それから、おそらくいちばんいく機会が多いであろうパリはどうでしょうか?この前、日本料理店に行ったら、ここオランダと同じで店の人はみんな中国人でした。
あと最後に、Marseilleマルセイユに在住の方も地元のレストラン情報をいただけますか?6月にいく予定なので。Bouillabaiseブイヤベースとか美味しそう。
宜しくお願いします。
ぶるー _________________ This one will know, how far I live on. |
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Flo Administrateur
Inscrit le: 04 Sep 2003 Messages: 1117 Points: 11287 Pays, Ville: De retour Paris...
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Posté le: 08 Avr 2004 02:38 Sujet du message: 勘違い
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お!面白くなってきたみたいですね!
議論を起こして申し訳ないですけれども、Mad_Jさんの「味噌汁と茶漬」の話について話したいと思います。
確かに、日本人だから食べたくなったかもしれないが、それは、なんだろう、難しい感覚だけど、食べなれているからだけではないでしょうか。
要するに、僕も長い間に日本を離れる時にどうしてもラーメン食べたいとか、回転寿司行きたいとか、たこ焼き食べたいなどっていうのがあるんですね。
逆にいえば、パリを長い間に離れるとカルティエ・ラタンの「ケッバップ」(kebab)が食べたいと思う。僕はトルコ人じゃないし、日本人でもない。
ですから、確かに 「~人だから食べたい」ということについては異論がないけど、国籍よりも、好みと「慣れ」なのではないでしょうか?
クスクスというアラビア料理も美味しくて、大好きです。その料理に習慣的に子供のころから食べたらきっとヤミスキになって、我慢なく食べたくなるのではないでしょうか。
味だって、ある意味では「麻薬」に近いものではないでしょうか?
日本の食文化だって、特に「ご飯と味噌汁」は必ず毎日食べているといっても過言ではないからやはり、それに依存をしていると思いますね。だから、なんとなく国籍(遺伝としてうける国民性)ではなく、ただ慣れていた好きなものから離れただけでしょうかな。 |
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Bluemonday 4eme Dan
Inscrit le: 23 Mar 2004 Messages: 394 Points: 10765 Pays, Ville: Nishinomiya, Hyogo, Japan
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Posté le: 08 Avr 2004 09:07 Sujet du message:
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ふむ、わたしは両方ありだと思います。
ぶっちゃけたはなし、日本人とフランス人との食文化のありかたの違いでしょう。
日本人のそれはまず、ここのフォーラムの何人かが日本文化の特性として指摘していた≪ウチ/ソト≫に基づいている部分があるからです。つまり、お茶漬け・味噌汁といったものは、≪ウチ≫文化を象徴していて、日本人が潜在的に感じであろう、家に帰ってきたときのような一種の「安心感」をそういった食べ物を通じて得るのです。ですから、根本はおなかがすいたから食べるのですが、Madさんのいうような「なんとなく食べたくなる」は自分の食文化への帰属の再確認の行為であり、そこに充足感があるのです。
それに対し、Floさんのいう、「慣れ」や「好み」の視点はその対極です。美味しいと知っているから食べる、つまり食を通じての≪快楽≫を得ることが目的の食文化なのです。≪快楽≫=「好み」への愛着がすなわち「慣れ」ですから、これはまた「お袋の味」=味覚における本能的自己同一性の証明とも異なります。それは、大変明確に個人主義・快楽主義といった、いわゆる≪西洋的≫思想が反映されたものなのです。もちろん、フランス人でも長い間フランスのものを食べないで、久しぶりに美味しいカマンベールなんかを食べたときにはホッとするかもしれません。しかし、自分の食文化への帰属の再確認の必要性が日本人ほどないフランス人にとっては、「ホッとすること」の意義はそれほど重要ではありません。それに、個人レベルでの程度の違いもあります。日本人でも、日本食がなくても全然平気な人はいますから。
この二つの食文化にさらにもう一点付け加えるならば、それは日本の食文化における≪ソト≫文化でしょう。これは、精進料理や懐石料理と例のように、食する人、作る人に一種の命題が科されたものを指します。そこでは、精神性や礼儀作法などといったルールが重んじられ、また、たとえば同じ天婦羅でもある日はそれは『霜立の涙』とか『立春の息吹』とか何かを象徴するものとして、その本質が変えられたりする(=同じ天婦羅でなくなる)のです。そこには食の≪快楽≫は第一義的には求められておらず、また「お袋の味」のような安堵感もなく、形式美や抽象性が肝要なのです。この精神性は『武士道』やらその他のあらゆる『~道』に通じるものです。
また外的要因としては、日本では美味しい仏料理が割と食べられますが、その逆はほとんどありません。実際「ミシュラン三ツ星の老舗レストランで腕を磨いた日本人シェフ」なんてのはよく聞きますが、「吉兆で修行し日本食の道を極めたフランス人板前」なんてのはまだあまり聞いたことがないです。日本では、限りなく本物に近いレベルを追求するためなら、手段や金銭的問題(たとえば外国人シェフを招いたり、向こうに修行に出たりすること)を問いません。それに対し、フランスの場合は日本料理の看板を出していても、大概は中国人やベトナム人が経営している「日本風」なレストランで、見様見真似で料理されています。ですから、日本人はフランス人よりも海外で≪ソト≫にいると感じることが多いのかもしれません。日本にいるフランス人は、ちょっとお金を出せば、フランスのとほとんど変わらない美味しい料理やチーズ・ワインが今では簡単に手に入ります。評判の良いフランス料理レストランもたくさんあります。そういう意味で日本人よりはずっと恵まれています。
幸いなことに今日、文化交流・相互理解が高まり、こういった感性の違いが上手く融合されてきています。もちろん、伝統からの反撥はまだまだ大きいですが、一方で海外生活や国際結婚がよりいっそう手近に感じられます。わたしとしては、どちらが正しい云々でなく、こういった複数の文化が共存しながら刺激し合う関係が理想的だと思います。
ぶるー _________________ This one will know, how far I live on.
Dernière édition par Bluemonday le 08 Avr 2004 15:35; édité 3 fois |
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MAD-J Ceinture Orange
Inscrit le: 05 Avr 2004 Messages: 15 Points: 175 Pays, Ville: Japon, Tokyo
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Posté le: 08 Avr 2004 13:36 Sujet du message: おお
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話し弾んでますね~~(笑)
その通りだと思います。ブルーの(さんつけた方がいい?)わかりやすい的確な説明にはいつもながら脱帽です。m(_ _)m
ひとつ、付け加えるなら・・・・・
私は、食べたいときに食べたいものを食べれる幸せ者だと言うことです。
それが出来ない人たちも居るのですから・・・・。 |
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shinji 1ere Dan
Inscrit le: 14 Oct 2003 Messages: 8 Points: 2037 Pays, Ville: Yokohama, Japon
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Posté le: 10 Avr 2004 16:12 Sujet du message: ƂłB
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Bluemonday 4eme Dan
Inscrit le: 23 Mar 2004 Messages: 394 Points: 10765 Pays, Ville: Nishinomiya, Hyogo, Japan
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Posté le: 10 Avr 2004 16:30 Sujet du message:
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shinji a écrit: | Blueさんの説明、なかなか的確で分かりやすく共感できます。個人的に言えば僕はFloさんに食に対しての共通項が多いと思います。毎日3食とも、ご飯とみそ汁では駄目なんです...やっぱり食の好みは僕にとっては小さい頃から慣れ親しんだ味、そして
今まで生きてきて出会った美味しいと(味覚的にね)感じたものになってしまいます。
仕事で疲れて家に帰ったときにいわゆるお袋の味じゃなくて、テーブルに食事があればナシゴレンだろうとトムヤムクンだろうと何でもOKです。でもFloさんの書かれた、「麻薬」っていう表現、良いですねぇ~。たとえ夜中でも、何をしていようと突然、吉○家 の牛丼が急に食べたくてしょうがなくなりわざわざ車を運転して24時間営業の店に食べに行ったり...ラーメン、カレーなどその店のその料理だけが無性に食べたくなることが月に最低1回はあります...個人的な話で失礼しました。 |
_________________ This one will know, how far I live on. |
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Kyoko Administrateur
Inscrit le: 19 Oct 2003 Messages: 22 Points: 1770
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Posté le: 30 Avr 2004 11:08 Sujet du message:
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「郷にいっては郷に従え」ということわざがあります。
私は1年間のオランダ生活で切実にこのことわざの意味を考えました。
私にとってこれはオランダ語を話すことであり,オランダ料理を食べることであり,オランダ人と同じ時間を過ごし、生活をともにすることでした。とにかく今目の前にある今までに見たことないものや食べ物や習慣など、ありとあらゆるものを試して使って実行したりして,オランダを知ろうとしました。
ホームステイをしていたのでそれらは容易にできました。
でも中にはオランダに住んでいるだけで母国語しか話さずにオランダ料理は食べない,オランダ人の友達もいないという人もたくさんいました。それではその国で生活したことにはならない、とても残念ですよね。
確かに私のように恵まれた環境にいない人は難しいかもしれません。同じ時期にオランダに留学していた日本人の女の子と友達になったのですが,彼女は英語が話せたし、インターナショナルスクールに通っていたこともあって、オランダ語を話すことはむしろ,オランダ料理を食べる機会は皆無だったようです。彼女はスクールの中でしか居場所がなくて,とても寂しそうでした。
でも,少し、ほんの少しのことでその寂しさはなくなったり和らいだりするものではないでしょうか。
たとえばスーパーのレジで「merci」や「dank je wel」といってみる。それだけで,その国の人と何か通い合うようなものが生まれたりするものです。
オランダにはオランダ語を話す日本人が少ないのか、オランダ語を話す私に皆が親切でした。いやな思いをすることは少なかったし,むしろその逆のほうが多かった。
ある日,木靴を履いて市場に行ったんです。みんなが「あんた,いい靴はいてるね!オランダ人かい?」と声をかけてきました。これってほんの少しのことですよね,言葉が話せなくてもただ靴を履いているだけで,受け入れられる。
オランダには政治難民と呼ばれる中東の人たちが多いんですけど,その人たちはオランダの社会を受け入れてなくて国民の反感を少なからず買っています。そんな彼らがある日チャドルをつけたまま木靴を履いてあるいていたら、オランダの大きな社会問題のひとつが消えるんじゃないか,そんな気がします。
だいぶ前にFloさんが「目の前にあるものを受け入れる、だから,何でこんなことするんだろうって思わない」みたいなことをいってらしたのを思い出して、ちょっと書いてみました。だらだらかいてすみません・・・。
ただ,今度違う国に行っても同じようにしようと思います。とても楽しかったし,いい経験になったから。 |
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